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2006年12月11日

パームビーチ・ストーリー 1942年/アメリカ【DVD#140】

PBS23.jpg
”THE PALM BEACH STORY ”

監督・脚本:プレストン・スタージェス
製作:ポール・ジョーンズ
撮影:ヴィクター・ミルナー
音楽:ヴィクター・ヤング
出演:ジョエル・マクリー
   クローデット・コルベール
   ルディ・ヴァリー
   メアリー・アスター
   シグ・アルノ
   ロバート・ダドリー
   ウィリアム・デマレスト
   ジャック・ノートン
   フランクリン・パングボーン
   ジミー・コンリン
   モンテ・ブルー
   チェスター・コンクリン

詳しい作品情報はこちら
    ⇒allcinema
    ⇒IMDb(英語)


40年代の名喜劇監督プレストン・スタージェス監督の作品。1948年日本公開時の邦題は『結婚五年目』。DVDもその題名で出ていますが、その後原題どおりに改められたそうです。

タイトルバックがすでにドラマになっていて、なにか大騒動の末に若いカップルが結婚式にこぎつけます。物語はその”結婚五年目”のお話。末永く幸せに暮らしているかと思えば、現実はそう甘くはなく、夫のトムは画期的な空港建設技術を持ちながらプライドの高さゆえビジネスがうまくいかず、アパートの家賃も払えない状態。妻ジェリー(この夫婦、トム&ジェリーですね)は、そんな夫に愛想を尽かし、「あなたはあなたで頑張って、あたしはあたしで金持ちの男でも捜すから・・」とばかりに家を飛び出してしまいます。妻を忘れられないトムは、彼女のあとを追いかけますが、追いついた先のパームビーチでは、ジェリーが、大富豪ハッケンサッカー3世と知り合い、恋に落ちようとしているところ。ハッケンサッカーの姉も絡んだ四角関係の果て、あっと驚く結末が・・・。

芝居では女優陣の演技が光りますね。ジェリー役クローデット・コルベールの後先あんまり考えていない脳天気ぶりもかわいいのですが、富豪の姉がメアリー・アスター(オショーネシーさん、メアリー・アスターですよ〜)。ジョン・ヒューストン監督の『マルタの鷹』ではハンフリー・ボガートを騙す悪女オショーネシー役が見事でした。この作品では、とっかえひっかえ男を渡り歩く自由気ままな金持ち夫人の役にぴったりフィット。いたずらっぽい笑みを湛えた目元が魅力的ですねえ。

ということで女優を中心に役者さんたちは気に入ったのですが、ちょっと個人的にこういうドタバタ喜劇(これってスクリューボールって言っていいんですかね?)カテゴリーにのめり込めないようです。面白いとは思うんですけど、忙しくてなんかこう・・・今ひとつ。単なる個人的な好みですから気にしないで下さい。おかしな奴らが山のように出てきてこれでもかと笑わせてくれるので、楽しい気持ちになれるのは間違いなし。ラストシーンがまあ強引。いつもなら”ご都合主義だ!”なんて吼えがちですが、「そんな野暮なこと言わなくても良いじゃないの」という気持ちにさせられてしまったのは意外でした・笑

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結婚五年目
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posted by FROST at 01:21| 埼玉 🌁| Comment(8) | TrackBack(2) | OLD:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この映画、プレンストン・スタージェス監督作品の中では出来が良くないほうだと思うんですよ。出演陣は豪華極まりないんですけど…ね。
メアリー・アスターは自由気儘な女性を演じていましたね。彼女のノリノリ感がよく伝わってきました。フィルム・ノワールからスクリューボール・コメディまで演じられる女優。いいですねぇ。これはバーバラ・スタンウィックにもいえますね。彼の作品『レディ・イヴ』(これが一番面白いと確信してます)から『深夜の告白』まで。
次は彼女の映画をアップしようかな…。
Posted by オショーネシー at 2006年12月11日 12:26
こんにちは、FROSTさん。
TBさせていただきました。
わたしは結婚五年目で見ました・笑。
ストーリーにムダが無いような気がして面白いです♪
オチがまた大胆ですよね。
Posted by かよちーの at 2006年12月11日 18:35
>オショさん、こんばんは。
そうなんですか。結構勢いは感じる作品ですけどね。私はどうもアメリカ人と笑いのテンポが違うのか、スピーディなコメディにはついていけんのですよ・泣
メアリー・アスターはフィルム・ノワールとはうって変わった楽しい演技で良かったですわ。

>かよちーのさん、こんばんは。
ちのさんの記事を読んでいたので、なんか話が似ているなと思えば、なんのことはないおんなじ映画でしたね・笑。ストーリーにはムダがなかったかもしれませんが、ウズラ倶楽部の連中は全員無駄でしたね。
Posted by FROST at 2006年12月12日 01:09
「サリバンの旅」でしたっけ?この監督の作品でしたよね。
ちょっと一癖あるというか、面白いですけどね。
今だとこういう映画は撮らないでしょうね。そういう意味では貴重かな。女優さんもコメディやってても
品があるし・・・。本当に昔の映画は大好きです!!
Posted by sesiria at 2006年12月12日 18:39
 FROSTさん・・・今晩は。
うーーーん。反転が元に戻りましたね。老眼が酷くなった者には助かります・・・これからも宜しく・・・。
プレストン・スタージェスですか・・・「結婚五年目」(42)監督の才能と演出が隅々に行き届いた作品ですね。FROSTさんの解説にもあった様に・・・タイトルバックにカブル映像が・・・エンデングに繋がっていたんですねハハハ・・・。面白い作品でした。
クローデッド・コルベール嬢・・・あの顔が好きになれません・・・「在る夜の出来事」(34)でもそうでした・・・筋は面白かったですが。平たい顔がどうもね。(笑)
ジェエル・マックリー・・・西部劇スターとして大いに親しみがあります。
デミルのスペクタクル「大平原」(39)
ウオルシュのフランス映画の様な筋立ての「死の谷」(49)
スチュアート・ギルモアの決闘場面が出色の「落日の決闘」(46)・・・。
西部劇以外では・・・如何でしょう・・・真面目な田舎のオッサン的風貌が気になります。「海外特派員」(40)はヒッチコック作品ですから風貌は関係ないけど・・・秀作でした。(笑)
西部劇ではマックリー西部劇として大いにフアンを喜ばせましたね。
スタージェス監督では・・・sesiriaさんがご指摘のやはり「サリヴアンの旅」(41)でしょうか。これもマックリーとチャーミングなヴエロニカ・レイク嬢共演で・・・監督の自伝的作品とも云れているが・・・映画少年はこれが彼の最高傑作と思っているのですが・・・。
Posted by グリーンベイ at 2006年12月12日 21:49
sesiriaさん、こんばんは。品があるというのはその通りですね。日本の女優さんにも言えますけど。昔の女優さんは品があったのか、今から遠い昔を眺めるからそう思えるのかわかりませんけれど。クラシックを観る楽しみの一つであります^^

>グリーンベイさん、はい、戻しましたよ〜。いろいろやって結局元まで戻ってしまいました・笑。
グリーンベイさんは、本当に西部劇がお好きなんですねぇ。一度西部劇特集をやりはじめて途中で他に逸れてしまったんですが、もう一回西部劇やりましょうかね。
ところで、sesiriaさんもコメントされている『サリヴァンの旅』、どこかで聞き覚えがあると思ったら、なんとうちにDVDがありました。近々観てみようと思います。
Posted by FROST at 2006年12月13日 01:27
FROSTさん、何故だか分からないんですが、FROSTさんのTBが入らないんですよ。もし面倒でなかったらもう一度トライしてみてください。
それと、私のTBが2つも入っているので1つ消してくだされば幸いです。
すみません。
Posted by オショーネシー at 2007年01月10日 16:58
オショさん、了解です。もう一回TBしてみますね。
Posted by FROST at 2007年01月11日 02:03
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結婚五年目
Excerpt: 結婚五年目 5011さんオススメのプレストン・スタージェス監督の作品です。 実はコレ、大昔、BSで観たのですが、面白かったという記憶だけありました。 アマゾンにストーリーさえ載ってい..
Weblog: cino
Tracked: 2006-12-11 15:57

パームビーチ・ストーリー
Excerpt: 1942年 アメリカ 監督 プレストン・        スタージェス 出演 ク
Weblog: ブリジット・オショーネシーの日記 ??
Tracked: 2006-12-31 15:27
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