新ブログ『川越名画座』に引っ越しました。さらに充実した内容で運営していますので、ぜひご訪問ください。

2006年10月13日

嵐が丘 1939年/アメリカ【DVD#125】

WUTHERING HEIGHTS.jpg”WUTHERING HEIGHTS ”

 監督:ウィリアム・ワイラー
 製作:サミュエル・ゴールドウィン
 原作:エミリー・ブロンテ
 脚本:ベン・ヘクト/チャールズ・マッカーサー
 撮影:グレッグ・トーランド
 音楽:アルフレッド・ニューマン
 出演:ローレンス・オリヴィエ
    マール・オベロン
    デヴィッド・ニーヴン
    ジェラルディン・フィッツジェラルド
    フローラ・ロブソン
    レオ・G・キャロル
    ドナルド・クリスプ


詳しい作品情報はこちら
    ⇒allcinema
    ⇒IMDb(英語)


キャスト&スタッフが豪華ですね。ハリウッドを挙げてローレンス・オリヴィエをお出迎えしたという事なのでしょうか。さて、淀川長治さんも大好きだったゴールドウィン&ワイラー。名作も数々あるだけに期待し・て・い・た・の・で・す・が・・・・・

すいません、心に響いてきませんでした・涙

嵐が丘の原作を読んだのは確か高校の頃でした。詳細は覚えていませんが、ヒースクリフの執念と悲しいストーリーに感動して、しばらく他の本が読めなかった記憶があります。

その記憶を元にこの作品を観ると、あっれー?・・こんなんでしたっけ?いやいや、良いところはたくさんあるんですよ、もちろん。嵐が丘と荒野の情景はイメージどおりだし、オリヴィエはさすがの貫禄だと思います。マール・オベロンは可もなく不可もなくと感じましたが、女中役のフローラ・ロブソンなんかもいい味が出てます(レオ・G・キャロルも出てる!)。

なぜキャシーはヒースクリフを愛しながらエドガーと結婚してしまったのかもっと掘り下げて見せてよ!というのがひとつ。

オリヴィエのヒースクリフに狂ったような執念が見えない!というのが二つ。

主役の二人以外のキャラクターは全部ほったらかしのまま終わってしまった。というのが三つ目。

響いてこなかった理由はその3つですね。高校の時、本を持つ手も心も震えたのは、まさにこのうちの上二つが原因だったと思うんですが。なんか、allcinemaの解説と観点が同じで面白くもなんともないんですが、上記正直な感想でした。ということで★★★☆☆


吉田喜重版『嵐が丘』の感想もアップしました(カルトでも、インディーズでも、アートでも(C.I.A))


嵐が丘
嵐が丘サミュエル・ゴールドウィン アルフレッド・ニューマン エミリー・ブロンテ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-10-21
売り上げランキング : 63630
おすすめ平均star


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 映画ブログへよろしくお願いします!

嵐が丘@映画生活

アクセス解析
posted by FROST at 17:42| 埼玉 ☁| Comment(5) | TrackBack(2) | OLD:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実はローレンス・オリヴィエ卿は1933年のガルボ主演の『クリスティナ女王』にガルボの相手役の候補として、輝かしいハリウッド進出の話があったんですよ。ガルボにしてみれば異例のオリヴィエ卿とのスクリーン・テストまでしたそうなんですが、ガルボは相手役をどうしてもジョン・ギルバートだと心に決めていて、夢ははかなく消えたのでした。
『嵐が丘』に出演する際にも、なんと彼は舞台風のメークに固執し、ゴールドウィン&ワイラーのひんしゅくを買ったようです。そして、当時の恋人(2人はまだ既婚者だったから愛人かな?)ヴィヴィアン・リーが『風と共に去りぬ』のスカーレット役の欲望を胸に秘め、彼の許へ駆けつけたのは有名な話ですね。
『嵐が丘』はどちらかと言うと、マール・オペロンの映画ですね。マール・オペロンのペットと言われたデビッド・ニーヴンはこの映画がデビュー作ではなかったかな?
以上、オショーネシーのちょっとしたトリビアでした。
Posted by オショーネシー at 2006年10月13日 23:31
オショさん、こんばんは。なるほど、そういうことでしたか。しかし、マール・オベロンの良さはまだ掴みきれていません。ヴィヴィアン・リーも候補に上がっていたと聞きましたが、彼女がキャシー役だったらもっとドロドロした愛憎劇になって良かったんじゃないかと思いますね。
デビッド・ニーブンも同じくこの作品ではあまり印象に残りませんでしたが、ニーブンは中年になってからのほうが好みです。
オリヴィエのメークの話は興味深いですが、ハリウッドスタイルに馴染んでいなかったということなんですかね。翌年の『レベッカ』のマクシム役と比べてもおとなし目だったかなと思います。
Posted by FROST at 2006年10月14日 01:24
 Frostさん・・・今日は。
突然ですが・・・野口久光氏をご存知ですよね。戦後、東和が輸入した映画のポスターは、彼が油絵で描いた芸術性豊かな独特の味を持っていました。堪らなく好きでした。そのポスターを収めた単行本もでています・・。
Frostさんのレヴューされた・・・「アンリエットの巴里祭」「大いなる幻影」「イタリア旅行」「ゲームの規則」そして「嵐が丘」・・・各作品のカバーが野口久光氏の手書きのポスターかと錯覚するばかりでした。
うーーーん。さて「嵐が丘」(39)・・・エミール・ブロンテの名作をウイリアム・ワイラーが監督した作品とくれば・・・当時の映画フアンは殆ど観たでしょう。
マール・オベロン嬢・・・インド系の神秘的な美女ですね。イギリスの大物監督アレキザンダー・コルダと39年に結婚しているが・・・5年ももたなかった。どんな美女でも内面が伴わない?と飽きられるのが世の常ならん。(笑)
彼女は「牧童と貴婦人」(38)でゲーリー・クーパーと西部劇で共演していたが・・・牧童クーパーと超美人の小間使・オベロン嬢(実は富豪の令嬢)との設定の面白さが印象に残っている。アメリカ映画では良くある話ですね。
ローレンス・オリビエ・・・ギリシャ彫刻のような風貌で、後にシェークスピア劇俳優として名を馳せるが・・・表情に甘さがなく映画少年は好きになれなかった。しかし、ヴイヴイアン・リー嬢とは20年もの間、夫婦の関係(?)が続いた・・・。
Posted by グリーンベイ at 2006年10月15日 15:26
こんにちは、TBさせて下さい。
<『クリスティナ女王』にガルボの相手役の候補
ガルボとオリビエのロマンスをぜひ観てみたかったです(>.<)。
ちなみに「牧童と貴婦人」も大好きなクーパー主演の作品で好きです。こちらでもちょっと我がままなお嬢様役でしたねー^^)。
Posted by ぶーすか at 2006年10月15日 16:46
お!グリーンベイさん、ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます^^
野口久光さん、ポスター良いですよね。このブログでは製作国のポスター画像を載せているため、野口氏の作品を掲載する機会があまりないのですが。。
ローレンス・オリヴィエについては、グリーンベイさんと同様私も今ひとつですねぇ。苦手です。表情に変化がないというか、今まで見たどの作品でも同じような印象しか残りません。それほど多くのオリヴィエ作品を観たわけでもないのでまだまだ決めつけるのは早いですけれども。

>ぶーすかさん
どうも、TBありがとうございます。『牧童と貴婦人』まだ見てませんが、1938年といえばクーパーは『オペラハット』の少し後くらいですね。そろそろ中年クーパーの片鱗が見え始めている頃でいいですねぇ。中年クーパーファンとしては『牧童と〜』見ないわけには行きませんね。探してみます(DISCASにない・・・)
Posted by FROST at 2006年10月17日 01:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

「ジャンヌ・ダーク」「嵐ケ丘」
Excerpt: ●ジャンヌ・ダーク ★★ 【地上波】イングリッド・バーグマンが念願のジャンヌ・ダークを演じた大作品。監督はビクター・フレミング。しかし…バーグマンは力の入り過ぎる演技、話もイマイチ面白みがない…。日..
Weblog: ぶーすかヘッドルーム・ブログ版
Tracked: 2006-10-15 16:36

嵐が丘(Wuthering Heights)
Excerpt: 嵐が丘(Wuthering Heights) (1939年/アメリカ/103分) 最後までお楽しみください。 モバイルの方はこちらから→映画を見る f..
Weblog: かわいいひと。
Tracked: 2009-12-07 22:17
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。