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2006年07月28日

間違えてしまいましたっ!m(_ _)m

前回レビューした、”枯葉〜夜の門〜”の記事で、

「詩的レアリスム」に関する認識を大幅に間違えておりました。申し訳けありませんでした。

勉強不足を露呈してしまいましたが、一度書いた記事ですからそのまま残しときます。おことわりは入れましたけど。 で、今↓の本でフランス映画史の勉強中でして、詩的レアリスムに関する記述を抜粋しておきたいと思います.

「フランス映画史の誘惑」中条省平著(集英社新書)


「詩的レアリスム」

  • 1930年代フランスで起こった映像美学の傾向(byジョルジュ・サドゥール)
  • 1930年公開のルネ・クレール監督「巴里の屋根の下」が最初の作品と言われている
  • 詩的レアリスムを代表する監督は、ルネ・クレール、ジャック・フェデー(「外人部隊」「ミモザ館」など)、ジュリアン・デュヴィヴィエ(「地の果てを行く」「我等の仲間」など、マルセル・カルネ(「ジェニィの家」「霧の波止場」など)。場合によって、ジ ャン・ルノワールを含むことがあるが、ルノワールは詩的レアリスムの枠 内だけには収まらないスケールを持っている。
  • 同じく脚本家としては、ジャック・フェデーやジュリアン・デュヴィヴィエと組んだシャルル・スパーク、マルセル・カルネと組んだジャック・プレヴェールが有名。

  • 詩的レアリスムの特徴

    • フランスの演劇的伝統に通じるシナリオ重視の映画(トーキーの発明を背景とする)   
    • ペシミズムの強烈さ。一見リアリスティックだが実はそうではなく、人間の運命への敗北、ペシミスティックな世界観が、文学的な雰囲気の中で肯定され、巧妙な詩的演出によって美化されている。
      ⇒「暗さの美学化」が本質。
    • フランスだけで純粋に発生した美学ではなく、ドイツ表現主義やハリウッド映画などの影響もみられる。    
    • プレヴェールなどの詩人でもある脚本家により、エスプリの効いた名ゼリフがちりばめられている    
    • この時代の映画撮影はスタジオでの分業システムが中心であった。

  • 日本では特に詩的レアリスム映画の評価が高く、1930年代のキネマ旬報ベスト10では、フランス映画が多くランクインしている。

ということのようです。まだ、本で読んだ内容を引いてきただけですが、これから実際の作品をたくさんみながら自分の理解として落とし込んでいきたいと思います。

作品の感想や解釈などは素直に感じたままを発言しますが、映画に関する事実関係はきちんと押さえた上で記事を書いていきますので今後ともよろしくお願いします。

m(_ _)mごめんなさい!m(_ _)m
posted by FROST at 01:16| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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