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2006年02月25日

#0061『西部開拓史』ヘンリー・ハサウェイ、ジョン・フォード、ジョージ・マーシャル監督 1962年アメリカ

how the west was won.jpg”HOW THE WEST WAS WON”

監督:ヘンリー・ハサウェイ Henry Hathaway
   ジョン・フォード John Ford
   ジョージ・マーシャル George Marshall
製作:バーナード・スミス Bernard Smith
脚本:ジェームズ・R・ウェッブ James R. Webb
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ William H. Daniels
   ミルトン・クラスナー Milton Krasner
   チャールズ・ラング・Jr Charles Lang Jr.
   ジョセフ・ラシェル Joseph LaShelle
作曲:アルフレッド・ニューマン Alfred Newman
   ケン・ダービー Ken Darby
 
出演:カール・マルデン Karl Malden
   キャロル・ベイカー Carroll Baker
   ジェームズ・スチュワート James Stewart
   ジョン・ウェイン John Wayne
   デビー・レイノルズ Debbie Reynolds
   グレゴリー・ペック Gregory Peck
   ジョージ・ペパード George Peppard
   リチャード・ウィドマーク Richard Widmark
   ヘンリー・フォンダ Henry Fonda
   キャロリン・ジョーンズ Carolyn Jones
   アグネス・ムーアヘッド Agnes Moorehead
   セルマ・リッター Thelma Ritter
   クロード・エイキンス Claude Akins
   ウォルター・ブレナン Walter Brennan
   リー・J・コッブ Lee J. Cobb
   アンディ・ディヴァイン Andy Devine
   ハリー・ディーン・スタントン Harry Dean Stanton

あらすじ
1830年代、アメリカ東部の農民ゼブロン(カール・マルデン)の一家は、西部を目指すが筏で川を下る途中で激流に飲み込まれてゼブロンと妻は死亡。残されたイーブ(キャロル・ベイカー)とリリス(デビー・レイノルズ)の姉妹はそれぞれのやり方で西部を生き抜いていく。1830年代から80年代にかけての50年間を壮絶に生きたプレストン家の三代に渡る人間ドラマ。

みどころ
なんといっても、一番の見所は「シネラマ」映像。この技術を見せるための映画かなと、正直そう感じました。35mmカメラ3台を使って同時撮影、半円形に湾曲した映像に交差投影するという大掛かりな撮影方式で、映像だけでなく音声も7チャンネルで録音。観客はその場面の中にいるような興奮が味わえるというもの。仕掛けが大掛かりゆえに10年ほどしか使われなかったということです。

私の自宅でDVDを観る分には大きくても32インチTV画面がせいぜいなのですが、それでもやはり迫力満点。西部の山並み、草原などのランドスケープはもとより、失踪する馬車、水牛の暴走、激流など横方向の移動映像が見事です。南北戦争のシーンで画面の左奥から右手前にかけて順に大砲が火を噴くシーンは本当に大画面で観たいと思いました。

ストーリーがあまりに壮大で2時間40分を超える長尺であるにもかかわらず収まりきっていない感じがしますね。オムニバス形式で24人のスターが入れ替わり登場しますが、全体の印象としてはかなり忙しい。全体を一本の映画としてみようとするとストレスがあるかもしれません。また、いわゆるガンマン対決のようなアクション系西部劇を期待すると少し期待が外れるかもしれませんね(最後の列車での対決はそれなりに迫力ありますけどね)

ただし、これを題名どおり西部開拓の歴史を垣間見る映像集としてみると実に興味津々。西部の町が発展していく様子や、鉄道敷設競争、インディアンとの攻防、人々の民度の向上など、150年前にアメリカで繰り広げられていた歴史をまさに実感することができます。

また、5つのストーリーを通して登場するリリス役のデビー・レイノルズが要所要所ですばらしい歌声を披露しておりミュージカル的な楽しさも味わうことが出来ます。

個人的には
ストーリーのひとつにグレゴリー・ペックが出てますね。で金目当てにリリスに近づき、紆余曲折を経て真の愛に目覚めるばくち打ち兼詐欺師という役柄ですが、やっぱりこういう役のほうが生き生きして見えます。
あとは、どうでもいい事ですがシネラマの3つのスクリーンの継ぎ目が気になります・笑

おすすめ度
★★★☆☆




さて、次回は久しぶりにヒッチコックに戻って”山羊座のもとに”イングリッド・バーグマンですねぇ^^

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posted by FROST at 03:12| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(2) | OLD:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「西部開拓史」、テアトル東京でデートで観ている者です。もし「大劇場でもう一度観たい映画は?」、あるいは「一番想い出に残る映画は?」と問われたら、「これ」と「これがシネラマだ」(旧帝劇)、「ウエスト・サイド物語」(有楽町・ピカデリー)の三作品を挙げます。 西部開拓史は西部劇の要素がてんこ盛りの最高峰と思います。唯一出て来ないのが町の金満ボス、それも仕立ての良いスーツで、下にはベストを着用した、いわば「ワーロック」や「ガンヒル」のアンソニー・クインがやったらうまそうな町のボスとその手下です。オムニバスの中ではフォード監督のパートが気に入っています。G・ペパードが出征する所で愛犬が後を追うシーンは詩情豊かでなかなか魅せる(見せる)と思います。「熊退治」のJ・スチュアートの真似をする所は思わず笑ってしまう。出ずっぱりのD・レイノルズは歌って踊ってで頑張りましたね。音楽も永遠に忘れられない素晴らしい。たまにプロジェクターで何度も感動して観ています。突然のエントリー失礼致しました。(虚実日誌と言うボースンさんと言う女性のサイトがあります。お時間があれば・・) それにしても0502とは!。同じですよ。 では又。
Posted by DCP at 2008年02月05日 19:39
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Tracked: 2006-03-21 09:51

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