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2006年02月15日

#0058『ローマの休日』ウィリアム・ワイラー監督 1953年アメリカ

romanholiday.jpg

"ROMAN HOLIDAY"

監督:ウィリアム・ワイラー William Wyler
製作:ウィリアム・ワイラー William Wyler
原作:ダルトン・トランボ Dalton Trumbo
脚本:イアン・マクレラン・ハンター Ian McLellan Hunter
ジョン・ダイトン John Dighton
ダルトン・トランボ Dalton Trumbo
撮影:フランク・F・プラナー Frank F. Planer
アンリ・アルカン Henri Alekan
編集:ロバート・スウィンク Robert Swink
音楽:ジョルジュ・オーリック Georges Auric
 
出演:オードリー・ヘップバーン Audrey Hepburn
グレゴリー・ペック Gregory Peck
エディ・アルバート Eddie Albert
テュリオ・カルミナティ Tullio Carminati
パオロ・カルソーニ Paolo Carlini
ハートリー・パワー Hartley Power

あらすじ
欧州を歴訪中のある小国の王女アン(オードリー・ヘップバーン)。過密スケジュールで神経衰弱気味。ある夜付き人の目を盗んで夜のローマの街へと逃げ出してしまう。医師から処方された鎮静剤の為に寝込んでしまった彼女を助けた新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)は、彼女がアン王女であることに気づき特ダネ獲得のため彼女と一日休暇を過ごす。

みどころ
ストーリーもオードリー・ヘップバーンもローマのロケも、いうことなしですねぇ。いまさら拙いレビューを書き記すこともないと思いますが、それでは記事になりませんので改めて「ああ、いいなぁ」と思ったシーンを。

真実の口のシーン。グレゴリー・ペックから「嘘つきは手を噛みちぎられるゾ」ときいたオードリー、手いれてみようとするんですが怖がってできません。グレゴリー・ペックが代わりに手を入れて、「食われたぁっ」ってなもんで騙します。うろたえるオードリー。うそだよとばかり手を出すグレゴリー。騙されたと知ってばかばか殴りするオードリー。

このシーンにこの映画の魅力が全部詰まってますよね。疑うことを知らない王女の育ちの良さも。なのに自分がうそをついていることに対する微妙な罪悪感とドキドキ感も。それからなによりも王女の純粋な無邪気さも(思わず顔が緩んでしまう)。おまけに、グレゴリー・ペックが最後には本当のことを告げるストーリの暗示があり、二人の恋を予感させて終わる1分30秒ほどのこのシーン、不安そうな表情のオードリーといたずらっぽい目のグレゴリー・ペックのクローズアップ、それに無表情な石像の顔がぽんぽんと切り替わってテンポも抜群。最後は石像の顔のアップが入っていかにも”私が二人を取り持ちました”と自慢しているいるようじゃないですか。ああすばらしい。

個人的には
ということで、作品とオードリー・ヘップバーンは最高。で、注目のグレゴリー・ペックは・・・。
いいですよね。コメディタッチの軽い感じの演技が意外にぴったりはまっている感じがします。オードリーという花の周りを飛び回る役の位置づけも良いのかもしれません。今まで観た中でグレゴリー・ペックが最前面に出てくる作品はどうも遊びがなくなっちゃっていけません(”紳士協定”とか)。そういう意味では、共演者を選ぶ俳優なのかも知れませんね。そのあたり、次回の”アラバマ物語”で確認してみましょう。グレゴリー・ペックが正面に立ち、かつ堂々オスカーを獲得した作品、興味ありです。

おすすめ度
★★★★★




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posted by FROST at 23:24| 埼玉 🌁| Comment(13) | TrackBack(4) | OLD:アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これって白黒なのにカラーで見たような気分になるんですが...。
「真実の口」...もちろん手を突っ込んできましたよ、昔ローマに行ったとき。
Posted by かよちーの at 2006年02月16日 00:34
確かにカラー気分にさせますね。こればっかりはデジタルリマスター版を買おうかどうしようか検討中。私も口に手を突っ込んで思い切りごみ握りました。
Posted by FROST at 2006年02月16日 01:03
ゴミを握ったとは、大笑いしました。
会社で読まなくて良かった〜。
Posted by at 2006年02月17日 01:47
すみません、↑かよちーののコメントです。
Posted by かよちーの at 2006年02月17日 01:48
乾いたごみでよかったです・笑 かよちーのさん最近名前忘れ気味?
Posted by FROST at 2006年02月17日 03:09
この真実の口のシーンってアドリブなんですよね?違いましたっけ?
オードリーのキュートなしぐさが愛らしかったですよね。
Posted by カカト at 2006年02月19日 15:10
おお、ホントだ!手首がなくなったのがグレゴリー・ペックのアドリブだそうです。オードリーのリアクションが本気で手首がなくなったと思った説ととっさの演技説があるようですが、いくらなんでも後者ですよね。
Posted by FROST at 2006年02月19日 18:41
オードリー最高の作品ですね。
30回位は見ましたが途中から数えるのをやめたのでもう、わかりません。
ウィリアム・ワイラーの演出も素晴らしい。オードリーの気品とお茶目な可愛さが
存分に引き出されています。
Posted by SESIRA at 2006年09月08日 22:08
>SESIRAさん
30回以上もご覧になったんですか@@。しかし、その気持ちも良くわかります。ロケ、演出、役者すべてが素晴らしい稀有の作品ですね。オードリーはローマの休日がやっぱり最高です。
Posted by FROST at 2006年09月10日 19:58
はじめまして。yumikoと申します。私もクラッシック映画大好きです。「ローマの休日」最高ですね。みなさんのコメントを見ていたら再見したくなりました。ペックは都会の映画が似合う俳優さんだと思いますが、いかがでしょう?「アラバマ物語」も好きな映画のひとつです。ぜひ見てください!
Posted by yumiko at 2006年10月31日 22:36
yumikoさん、はじめまして^o^。そうですか、クラシック映画お好きなんですね。うれしいなぁ。今後ともぜひよろしくお願いします。グレゴリー・ペックは清廉潔白できちんとしたイメージがありますからね。『アラバマ物語』も見ましたよ^^。アティカス・フィンチの正義感が鼻につくこともなくすっきり描かれていて良かったです。温かみもありますしね。
yumikoさんのブログにもお邪魔させていただきます^^
Posted by FROST at 2006年11月02日 00:40
古いモノクロ映画を観ると、カラーだったらもっとよかったなぁって
思うことが多いのですが、
『ローマの休日』だけは、絶対モノクロです!
色がない分、ヘップバーンのシンプルな
美しさが引き立っていると思います。
Posted by 奈緒子 at 2007年01月22日 16:29
奈緒子さん、遅くなってしまってごめんなさい。この作品のヘップバーンと『カサブランカ』のバーグマンはどちらがきれいだろうか、と考えていつも答えが出ないんですよ。どっちにしても絶世ですけどね。
Posted by FROST at 2007年01月26日 23:56
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